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ナニワズ   ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属  別名: エゾオニシバリ,エゾナツボウズ
学名: Daphne pseudo-mezereum A. Gray subsp. jezoensis (Maxim.) Hamaya

ナニワズは別名を「エゾオニシバリ」といい、オニシバリの亜種で、北海道、本州に分布する。雑木林の林床に多い雌雄異株の落葉小低木。落葉樹の多くは秋に落葉するが、ナニワズは夏に落葉するため「エゾナツボウズ」ともいう。 樹高は15〜50cmと低いため、草に間違えられやすいが樹木である。葉は長さ4〜8cm、幅2〜3cmの倒卵形で基部が細く、裏は粉白を帯びた黄緑色。花期は3〜5月、花は径1cmほどで、先が4片に分かれて反り返った黄色の花を枝先に集まるように多数つける。香りがとても良い。果実は楕円形で赤く熟し、有毒なので食べることは出来ない。ナニワズとは「オニシバリ」の長野県の方言であり、「樹皮が丈夫で、鬼でも縛れる」の意味からその名が付いたといわれる。

撮影 : 宮城県古川市荒谷・研究所の庭  2006.3.19

ナニワズの花
オニシバリとナニワズの花(花弁状の萼片)は、萼筒と裂片の長さをみただけでは区別しにくい。ナニワズは萼筒と裂片の長さがほぼ等しく、オニシバリは萼筒のほうが長い。また、オニシバリの花色の方が緑っぽい。オニシバリの葉は楕円形で、側脈は不規則に分岐する。ナニワズの葉は、倒披針状長楕円形で、側脈は分岐が少ない。




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