レンゲツツジ ツツジ科 ツツジ属
学名: Rhododendron japonicum (A.Gray) Suringar |
北海道西南部から九州までの広い範囲に分布し、日当たりの良い草地や湿原、山地の林縁などに自生する落葉低木。園芸樹としても植えられる。高さ1〜2mになり、輪生状に分枝する。葉は互生し、短い柄があり、葉質は薄く、長さ5〜10cmほどの長楕円形。4〜6月、葉より先に、あるいは同時に、枝先に径5cmほどの、花弁上に斑点がある美しい朱紅色の花を2〜8個咲かせる。レンゲソウのように花が輪のように集まって咲くことから名がつけられた。
花色は濃朱紅色〜黄色と変化があり、南方ほど黄色味が増すといわれる。レンゲツツジは有毒であり、牛馬の忌避植物であるため、食べられずに残り、群落が形成されているところがある。
撮影 : |
(上)
(下) |
宮城県石巻市網地島 2005.5.17
宮城県大崎市鳴子温泉・中山平 2006.6.3 |
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レンゲツツジ・・・一輪開花 |
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レンゲソウのように花が輪のように集まって咲きます |